ナイトワーカーに寄り添う
税務申告の会計事務サポート

ラウンジ接客の教科書|基本のマナーから指名獲得の会話術まで徹底解説

会員制ラウンジでの仕事は、高時給で魅力的である一方、求められる接客スキルが特殊で戸惑う方も少なくありません。「会話が続かず沈黙が気まずい」「キャバクラのような営業は苦手だけれど、指名は欲しい」といった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

ラウンジの接客において最も重要なのは、お客様に「この子といると落ち着く」「知的な会話ができる」と感じさせることです。キャバクラのような「盛り上げ」や「積極的な営業」とは異なり、ラウンジでは洗練された所作と、相手の懐に入り込む会話術が求められます。

この記事では、ラウンジ特有の接客スタイルの本質から、今日からすぐに実践できるテーブルマナー、そして無理なく指名を獲得するための会話テクニックまでを網羅的に解説します。未経験の方から、さらなるステップアップを目指す現役キャストの方まで、プロとして自信を持って接客するためのノウハウをお伝えします。

税金まわりを無理なく整えるサポート

キャバ嬢香月
キャバ嬢香月

「これ経費かな…?」 と迷ったときに、すぐ聞ける相手がいると安心です。 まずは、話すだけでもOKです。

\ 何も分からなくていいんです /

ラウンジの接客とは?キャバクラとは異なる「居心地」の提供

会員制ラウンジとキャバクラの最大の違いは、接客の目的が「営業(セールス)」にあるか、「社交(ソーシャル)」にあるかという点です。キャバクラでは、お客様を楽しませ、ドリンクをおねだりし、売上を作ることが明確なミッションとして課されることが多いですが、ラウンジは異なります。

ラウンジに求められるのは、お客様がリラックスして過ごせる「空気感」を作ることです。いわゆる「素人っぽさ」や「友達感覚」が好まれると言われることもありますが、それは礼儀知らずであって良いという意味ではありません。計算された自然体と、相手に気を遣わせない高度な配慮が必要です。ここでは、ラウンジ嬢として働く上で理解しておくべき、接客の本質とスタンスについて詳しく定義していきます。

会員制ラウンジとキャバクラの接客スタイルの違い

「ママのお手伝い」というスタンスの理解

多くの会員制ラウンジには「ママ」が存在し、お客様はママやお店のブランドを目当てに来店されます。そのため、キャストの立ち位置は「主役」ではなく、あくまで「ママのお手伝い」や「お店の華」であることが基本です。

キャバクラのように「私が私が」と前に出る接客は、ラウンジの空間では品がないと見なされる可能性があります。お客様とママ、あるいは黒服との会話の流れを読み、自分が話すべきタイミングなのか、微笑んで聞いているべきなのかを判断する力が求められます。控えめでありながらも、しっかりと気の利く存在であることが、ラウンジでの評価につながります。

ノルマの有無が接客態度にどう影響するか

ラウンジの大きな特徴として、売上ノルマやペナルティが厳しく設定されていない店舗が多い点が挙げられます(※店舗により規定は異なります)。これにより、数字に追われてガツガツとお酒をねだったり、強引に同伴を迫ったりする必要がなくなります。

この「余裕」こそがラウンジ接客の武器です。お客様は、金銭的なプレッシャーを感じさせる女性よりも、純粋に会話を楽しんでくれる女性に癒やしを感じます。ただし、ノルマがないからといって努力しなくて良いわけではありません。指名や場内指名が取れない状態が続けば、出勤調整の対象となるシビアな側面もあるため、スマートな形での顧客獲得意識は必要です。

1対1ではなく「複数対複数」の接客スキル

キャバクラは基本的にマンツーマンでの接客ですが、ラウンジでは複数のお客様に対して複数のキャストが着く「ボックス席での複数対複数」の接客が多くなります。ここでは、自分のお客様だけでなく、席全体を盛り上げる協調性が不可欠です。

例えば、他のお客様が話しているときは静かに聞き、グラスが空いている女の子がいればさりげなくフォローするといった「全体を見る目」が必要です。自分だけが楽しめば良いという態度は、お店全体の調和を乱すため嫌われます。他のキャストとも連携し、その場の全員が心地よく過ごせる空間を演出するチームプレーが求められるのです。

ラウンジに来店する客層(客質)の特徴

社会的地位が高いお客様が求める「癒やし」

会員制ラウンジに来店されるお客様は、経営者、医師、芸能関係者、上場企業の役員など、社会的地位が高く経済的に余裕のある方が中心です。日頃、大きな責任やプレッシャーにさらされているため、夜のお店には「刺激」よりも「安らぎ」や「癒やし」を求めています。

そのため、大声ではしゃいだり、若者言葉を多用したりするような接客は好まれません。仕事の愚痴を聞いてほしい方もいれば、全く関係のない趣味の話で現実逃避したい方もいます。お客様が今どのようなモードなのかを察知し、母性のような包容力で接することが、リピートにつながる重要な鍵となります。

派手な盛り上がりよりも「知的な会話」の重要性

ハイスペックなお客様は知的好奇心が旺盛であることが多く、表面的な会話だけでは飽きられてしまうことがあります。色恋営業や疑似恋愛のドキドキ感よりも、ニュースや経済、文化的な話題について意見交換ができる「知的な会話」に価値を感じる傾向があります。

もちろん、専門家のように詳しくなる必要はありませんが、新聞やニュースアプリの見出し程度はチェックし、世の中の流れを把握しておくことがマナーです。「この子は見た目だけでなく、話も通じるしっかりした子だ」と認識されることで、ビジネスの会食や接待の場にも呼ばれるような、信頼の厚いキャストへと成長できます。

税金まわりを無理なく整えるサポート

売上が上がるほど「税金どうしよう…」は避けられません。

自分一人では判断しきれないこと、実はとても多いんです。

キャバ嬢香月
キャバ嬢香月

ゼイム(zeimu) なら、 領収書整理から 申告・節税まで“全部まるっと”お任せOK。

LINEで気軽にご相談いただけます。
初めての方でも、丁寧にサポートしますのでご安心ください。

【基本編】ラウンジ接客で絶対に外せないテーブルマナーの手順

ラウンジにおいて、テーブルマナーは接客の土台となる部分です。どんなに会話が楽しくても、お酒の作り方が雑だったり、テーブルが汚れていたりすれば、お客様は無意識のうちに不快感を抱きます。特に社会的地位の高いお客様は、一流のサービスを受け慣れているため、所作の一つひとつを細かく見ています。

ここでは、水割りの作り方からタバコの火の付け方、おしぼりの扱いに至るまで、ラウンジ嬢として恥ずかしくない基本的な所作を解説します。これらは無意識レベルでできるようになるまで反復練習することが大切です。

美しいお酒(水割り・ロック)の作り方手順

グラスの持ち方と氷の入れ方

お酒を作る際、まずグラスの持ち方に注意しましょう。飲み口の部分を持つのは衛生的にもマナー的にもNGです。必ずグラスの底に近い部分、あるいは側面の下部を指先で支えるように持ちます。手の温度がグラスに伝わらないようにする配慮でもあります。

氷を入れる際は、トングを使います。グラスに氷を投げ入れるのではなく、グラスを少し斜めに傾け、内側に滑らせるように静かに入れます。「カチャン」と大きな音を立てないようにするのがポイントです。グラスいっぱいまで氷を入れるのが基本ですが、お客様の好みに合わせて調整することも忘れないでください。

マドラーの回し方と水滴(結露)の拭き取り方

お酒と水(またはソーダ)を入れたら、マドラーでステア(かき混ぜ)します。この時、ガシャガシャとかき回すのは厳禁です。マドラーをグラスの内側に沿わせて、手首のスナップで2〜3回、静かに回します。炭酸の場合は気が抜けないよう、さらに優しく回すのが鉄則です。

作り終えたら、提供する前に必ずグラスの表面についた水滴(結露)をおしぼりやハンカチで拭き取ります。コースターの上に置いたときに水浸しになるのを防ぐためです。お客様にグラスを渡す際は、両手を添えて「どうぞ」と一言添えることで、丁寧な印象を与えることができます。

お客様のペースに合わせた「おかわり」のタイミング

優秀なラウンジ嬢は、お客様のグラスを決して空にしません。グラスの中身が残り3分の1程度になった段階で、「次もお作りしてよろしいですか?」と声をかけるか、自然な流れで新しいお酒の準備を始めます。

ただし、お酒のペースは人それぞれです。無理に飲ませようとするのではなく、ペースが落ちてきたら「お水(チェイサー)もお持ちしましょうか?」と気遣うことも重要です。また、ボトルが空きそうな場合は、早めに黒服に伝えるか、お客様に「新しいボトルを入れますか?」と確認するタイミングを見計らう必要があります。

喫煙マナーと灰皿交換のタイミング

火の付け方(ライターの火力の調整)

お客様がタバコを口にくわえたら、すぐにライターを準備します。ライターの火は、お客様の顔に近づける前に一度自分の手元で点火し、火力を確認・調整します。火が大きすぎるとお客様の前髪や眉毛を焦がす危険があるため、必ず弱めの火にしてから差し出します。

火を差し出す際は、片手でライターを持ち、もう片方の手を火のそばに添えて風よけを作ります(屋内であっても礼儀として行います)。お客様が火をつけやすい位置に体を寄せ、吸い終わるまで火を消さないように注意しましょう。電子タバコが主流になりつつありますが、紙タバコのお客様への対応は必須スキルです。

灰皿交換のサインとスムーズな交換方法

灰皿は常に清潔な状態を保つのがラウンジの基本です。吸い殻が1本、多くても2本溜まった時点で交換を行います。テーブルが汚れていると、お店全体の品位が下がって見えるためです。

交換する際は、新しい灰皿を古い灰皿の上に重ねて蓋をするように持ち上げ、手元で下の古い灰皿を抜き取り、新しい灰皿をテーブルに置きます。これにより、灰が舞い上がるのを防ぎます。黒服を呼んで交換してもらうシステムのお店もありますが、自分で交換する場合もスマートに行えるよう手順を覚えておきましょう。

おしぼり(ハンドタオル)の渡し方と扱い

来店時・トイレ離席時・退店時の使い分け

おしぼりには「冷たいおしぼり(冷おし)」と「温かいおしぼり(温おし)」があり、季節や用途によって使い分けます。来店時は手を拭くための温かいおしぼりを、お酒が進んできた時や暑い季節には冷たいおしぼりを渡すと喜ばれます。

お客様がトイレから戻ってきた際は、新しいおしぼりを必ず手渡します。これは「お帰りなさいませ」という意味も込められています。手渡しする際は、おしぼりを広げて渡すのではなく、袋から出して丸まった状態のまま、あるいはお客様が取りやすいように軽く開いて両手で差し出します。退店時も最後にお渡しするのがマナーとなっている店舗が多いです。

使用済みおしぼりの美しい畳み方

お客様が使い終わったおしぼりは、そのままテーブルに放置せず、きれいに畳んでテーブルの端や所定の位置に置きます。基本的には、汚れが見えないように内側に折り込み、小さな三角形や長方形を作ります。

使用済みのおしぼりが山積みになっていると見栄えが悪いため、適宜黒服に下げてもらうようアイコンタクトで指示を出します。また、テーブルの水滴を拭くためのダスター用おしぼりと、お客様用のおしぼりは明確に使い分け、混同しないように注意しましょう。清潔感は細部に宿ります。

【会話編】「また会いたい」と思わせるラウンジ接客の会話術

ラウンジにおける会話のゴールは、自分が話して盛り上げることではなく、お客様に「気持ちよく話してもらう」ことです。自分の武勇伝や自慢話をしたいお客様も多いため、聞き役に徹することで承認欲求を満たすことが、指名への近道となります。

しかし、ただ黙って聞いているだけでは「つまらない子」と思われてしまいます。ここでは、相手がもっと話したくなる心理テクニックや、会話に困ったときに使える鉄板の話題、そして避けるべきNG話題について解説します。会話のキャッチボールをスムーズにし、心地よいリズムを作ることが大切です。

会話が途切れない「聞き上手」になるテクニック

相手の承認欲求を満たす「さしすせそ」の法則

接客業界で古くから言われる「合コンさしすせそ」は、ラウンジ接客でも非常に有効です。これは相槌の基本パターンです。

  • さ:さすがですね!
  • し:知らなかったです!
  • す:すごいですね!
  • せ:センスいいですね!
  • そ:そうなんですか!

これらの言葉を感情を込めて使うことで、お客様は「自分の話を肯定してくれている」「尊敬されている」と感じ、気分良く話し続けることができます。ただし、棒読みになると逆効果なので、表情豊かに反応することがポイントです。

会話を広げる「バックトラッキング(オウム返し)」の効果

バックトラッキングとは、相手の言った言葉を繰り返して返す心理テクニックです。例えば、「最近ゴルフを始めたんだ」と言われたら、「へぇ、そうなんですね」と流すのではなく、「最近ゴルフを始められたんですね!」と返します。

言葉を繰り返すことで、相手は「自分の話をしっかり聞いてくれている」という安心感を持ちます。さらに、「どこのコースに行かれたんですか?」「ベストスコアはどれくらいですか?」と、繰り返したキーワードから質問を派生させることで、無理なく会話を広げることができます。尋問にならないよう、適度に感想を挟みながら行うのがコツです。

沈黙を怖がらない「間」の楽しみ方

会話が途切れたときの沈黙を「気まずい」と感じて焦って喋り出してしまうのは、初心者が陥りやすいミスです。ラウンジでは、落ち着いた時間を楽しみに来ているお客様も多いため、沈黙も一つの「間」として楽しむ余裕が必要です。

会話が止まったら、ニコッと微笑んでお酒を一口飲んだり、タバコの灰皿を交換したりして、ゆったりとした動作で間を埋めます。お客様も考え事をしている場合や、ただぼんやりしたい場合もあります。焦らずに、相手がまた話し出すのを待つか、「今日のお酒は美味しいですね」といった独り言のような優しい言葉で、静寂を共有するスタンスを持ちましょう。

ラウンジのお客様に好まれる鉄板の会話ネタ

ニュース・時事ネタ(経済・政治の基本知識)

経営者層のお客様との会話において、最新のニュースや時事ネタは強力な武器になります。特に経済動向、新しいテクノロジー、政治の大きな動きなどは、お客様自身のビジネスに関わることも多いため、関心が高い分野です。

詳しく解説できる必要はありません。「ニュースで見たんですけど、最近の円安って御社のお仕事にも影響あるんですか?」と質問する形であれば、お客様が喜んで教えてくれるパターンが多いです。「教えを乞う」スタンスで質問することで、お客様の優越感をくすぐることができます。

グルメ・お酒・ゴルフなどの趣味の話題

これらは「男性の三大趣味」とも言える鉄板ネタです。特に近隣エリアの美味しいレストランや隠れ家バーの情報は、同伴やアフターの誘いにも繋がりやすいため、リサーチしておいて損はありません。

また、ゴルフはお客様同士の社交の場でもあるため、ルールや有名な選手の名前を少し知っているだけでも会話に入りやすくなります。「今度ゴルフ始めようと思ってるんです」と言えば、ウェアの話や練習場の話で盛り上がり、自然と次の約束に繋がることもあります。

お客様の持ち物や服装を褒める観察眼

お客様が身につけている時計、スーツ、靴、バッグなどは、その人のこだわりやステータスを象徴するアイテムです。そこに気づいて褒めることは、最大級の賛辞となります。

「その時計、すごく素敵ですね。どこのブランドですか?」「スーツの裏地がおしゃれですね」など、具体的なポイントを褒めるのがコツです。特に、一見わかりにくいこだわりのポイントに気づくことができれば、「この子はわかってるな」と一目置かれ、印象に強く残ります。

NG話題と地雷を踏まないための注意点

宗教・野球・過度な下ネタの回避

楽しく会話をしていても、一瞬で空気が凍りつく話題があります。特に「政治・宗教・野球(スポーツチーム)」の話題は、個人の信条や強いこだわりが絡むため、意見が対立するとトラブルになりかねません。お客様から振られない限り、自分からは話題に出さないのが賢明です。

また、ラウンジでは品位が求められるため、露骨な下ネタもNGです。お客様が下ネタを振ってきた場合は、嫌な顔をせずに「もう、〇〇さんったらエッチなんだから(笑)」と笑顔でかわすか、上手にはぐらかすのがプロの対応です。一緒に乗っかって下品な話をするのは、自分の価値を下げる行為です。

他の女の子やスタッフの悪口は厳禁

「あの子、性格悪いんだよね」「店長のやり方が気に入らない」といった、店内の人間関係に関する悪口や愚痴は、絶対にお客様に言ってはいけません。ネガティブな発言は、聞いている側を不快にさせるだけでなく、「自分も裏で何を言われているかわからない」という不信感を与えます。

お客様は夢を見に来ているのであって、ドロドロとした裏事情を知りたいわけではありません。常にポジティブで明るい話題を提供し、スタッフや他のキャストを立てる姿勢を見せることで、内面の美しさも評価されます。

\お金の管理で安心して働ける毎日を/

ゼイム(zeimu)をチェック!

【応用編】競合に差をつける「売れるラウンジ嬢」の気遣い

基本的なマナーや会話ができるキャストはたくさんいますが、そこから一歩抜きん出て「売れるキャスト」になるためには、プラスアルファの気遣いが必要です。トップキャストと呼ばれる女性たちは、お客様が口に出す前に要望を察知し、先回りして行動しています。

この章では、痒い所に手が届く「先読みの気遣い」や、ガツガツ営業せずに自然に連絡先を交換する方法、そしてトラブル時のスマートな対応策など、プロフェッショナルなテクニックを伝授します。

空気を読む(KYにならない)ための観察スキル

グラスの減り具合やトイレのタイミング察知

「気が利く」とは、観察力の高さと同義です。お客様がお酒を飲むペースが早くなっていないか、逆に止まっていないか、貧乏ゆすりを始めていないか(退屈やトイレのサイン)など、常にアンテナを張っておく必要があります。

例えば、お客様が少しソワソワし始めたら、「お手洗い大丈夫ですか?」と小声で尋ねたり、何も言わずにスッと席を外してトイレに行きやすい雰囲気を作ったりします。言葉にしなくてもこちらの意図を汲んでくれたとき、お客様は深い心地よさを感じ、そのキャストへの信頼度が一気に高まります。

黒服(スタッフ)とのアイコンタクト連携

一流のラウンジ嬢は、黒服を自分の手足のように上手に使います。お酒の追加、灰皿交換、冷房の温度調整、お会計の合図など、大声でスタッフを呼ぶのではなく、目線やハンドサインだけで伝えます。

会話の流れを止めずにスムーズにサービスが提供されることで、お客様はストレスなく過ごせます。日頃からスタッフと良好な関係を築き、あうんの呼吸で連携が取れるようにしておくことも、接客スキルの一部です。

連絡先交換(LINE)と営業の自然なアプローチ

ガツガツせずに連絡先を聞き出すタイミング

連絡先交換は、会話が一番盛り上がったタイミングや、共通の話題が出たときに行うのがベストです。「もっとお話ししたいので」「さっきのお店の情報送りますね」といった理由付けがあれば、自然な流れで交換できます。

去り際や会計直前に慌てて聞くのは、「営業用だな」と思われがちなので避けましょう。また、スマホをテーブルに出したままにするのはマナー違反ですが、交換のタイミングだけスマートに取り出し、交換後はすぐにバッグにしまうメリハリも大切です。

「お礼LINE」で次回の来店に繋げる文章術

連絡先を交換したら、その日のうち、または翌日の午前中までに必ずお礼のLINEを送ります。この時、定型文のようなコピペ文章は厳禁です。「〇〇のお話、すごく勉強になりました」「おすすめしてくださったワイン、今度探してみます」など、その日の会話の具体的な内容を盛り込みます。

「また来てください」という直接的な営業よりも、「〇〇さんとお話しできて楽しかったです」という感情を伝える方が、お客様の心に響き、「また会いに行こうかな」という気持ちを喚起させます。

困った時のお客様対応(ボディタッチ・説教)

笑顔でかわす「魔法のフレーズ」

お酒が入ると、過度なボディタッチをしてくるお客様もいます。露骨に嫌な顔をして払いのけるのは角が立ちますが、我慢する必要もありません。「くすぐったいです〜!」「そんなところ触ると、お店の人に怒られちゃいますよ(笑)」と、笑顔で、しかし手はしっかりとブロックする技術が必要です。

また、説教を始めるお客様に対しては、「本当にその通りですね、勉強になります」と一度受け止めつつ、「もっと〇〇さんの楽しいお話も聞きたいです!」と話題をポジティブな方向に転換させるテクニックが有効です。

スマートに席を抜ける・スタッフを呼ぶ技術

どうしても対応しきれない場合や、身の危険を感じる場合は、無理をせずに席を抜ける判断も必要です。「失礼します、お手洗いをお借りします」と言って席を立ち、その隙に黒服に事情を説明して、席替えやボーイからの注意を依頼します。

自分一人で解決しようとせず、お店のシステムやスタッフを頼ることもプロの仕事です。トラブルを未然に防ぎ、他のお客様に迷惑をかけないことが最優先されます。

ラウンジ接客にふさわしい身だしなみと所作

ラウンジでは、第一印象が数秒で決まります。特に「私服」での勤務が基本となるラウンジでは、キャスト自身のセンスが問われます。キャバクラのような煌びやかなドレスとは異なり、ラウンジでは「洗練された女性」「高嶺の花」を演出するコーディネートが求められます。

ここでは、薄暗い店内でも映える服装やメイクのポイント、そして座り方などの所作について解説します。外見を磨くことは、自分自身の自信にも繋がり、それが接客の余裕として表れます。

ラウンジ受けする服装・メイク・髪型のポイント

露出よりも「品」を重視した私服コーデ

ラウンジの服装選びで最も重要なのは「品格(品の良さ)」です。過度な露出や安っぽい素材の服は避け、ワンピースやブラウスにスカートといった、女子アナウンサーのような清楚で女性らしいスタイルが好まれます。

ただし、地味になりすぎないよう、デコルテラインが綺麗に見えるデザインや、透け感のある素材を取り入れるなど、適度な色気も必要です。自分に似合う色や形を知り、お客様が「隣を歩きたい」と思えるようなファッションを心がけましょう。

暗めの店内でも映えるメイクのコツ

ラウンジの店内は照明が落とされていることが多いため、昼間のメイクそのままだと顔が暗く見えてしまうことがあります。ベースメイクはツヤ肌を意識し、ハイライトを効果的に使って立体感を出しましょう。

また、アイメイクやリップは少しはっきりした色味を選ぶと、照明の中でも表情が際立ちます。ラメやパールを上品に取り入れることで、光を味方につけ、華やかな印象を与えることができます。

品格を表す座り方と立ち振る舞い

脚の組み方とスカートへの配慮

ソファ席では、深く座りすぎず、背筋を伸ばして座るのが基本です。脚を組むこと自体はマナー違反ではありませんが、お客様側に足の裏を向けないよう、斜めに流すように組みます。ミニスカートの場合は、ハンカチやひざ掛けを必ず膝の上に置き、下着が見えないように配慮します。

だらしなく脚を開いたり、猫背になったりすると、一気に品がなくなります。常に見られている意識を持ち、美しい座り姿をキープするには腹筋と背筋が必要ですが、これも仕事のうちです。

グラスを持つ手と指先の美しさ

物を渡すときやグラスを持つとき、指先を揃えるだけで動作が美しく見えます。特にネイルケアは必須です。派手すぎるネイルアートよりも、手入れが行き届いた清潔感のあるネイルが好まれます。

乾杯の際も、グラスを胸の高さまで持ち上げ、脇を少し締めるようにするとエレガントです。指先の所作一つで、育ちの良さや女性らしさを演出できることを覚えておきましょう。

FAQ(ラウンジ接客に関するよくある質問)

これからラウンジで働く方や、現在の接客スタイルに悩んでいる方からよく寄せられる質問をまとめました。不安を解消し、自信を持ってフロアに立つための参考にしてください。

お酒が全く飲めなくてもラウンジで働けますか?

はい、働けます。最近はノンアルコール対応の店舗も増えています。ただし、面接時に必ず伝えておく必要があります。お酒が飲めない分、会話や気遣いで場を盛り上げる努力が求められます。「お酒は飲めませんが、その分お話で楽しませます!」というポジティブな姿勢を見せることが大切です。また、お客様に勧められた際に角を立てずに断るフレーズ(「体質的にドクターストップで…」など)を用意しておくと安心です。

人見知りで口下手ですが、接客は務まりますか?

実は、おしゃべりな人よりも聞き上手な人の方がラウンジに向いている場合も多いです。お客様は自分の話を聞いてほしい方が多いため、ニコニコと笑顔で相槌を打つだけでも十分な接客になります。無理に面白いことを言おうとせず、丁寧なリアクションと誠実な態度を心がければ、人見知りでも「癒やし系」として指名を獲得することは可能です。

お客様からの同伴やアフターの誘いは断ってもいいですか?

基本的には断っても問題ありませんが、断り方が重要です。「行きたくない」と拒絶するのではなく、「今日は体調が優れなくて」「明日の朝が早くて」など、やむを得ない理由を伝えて相手を傷つけないように配慮します。ただし、売上を伸ばしたい場合は、同伴やアフターが有効な手段であることは事実です。自分の働き方のスタンスに合わせて判断しましょう。

キャバクラの経験がラウンジ接客で邪魔になることはありますか?

キャバクラ経験者の場合、「営業色が強すぎる」「声が大きい」「リアクションがオーバー」といった点が、ラウンジではマイナスに映ることがあります。しかし、基本的なテーブルマナーや会話の引き出しがあることは大きな強みです。キャバクラ時代の「売らなきゃ」という意識を捨て、「楽しむ・癒やす」というラウンジの流儀にマインドセットを切り替えれば、即戦力として活躍できます。

税金まわりを無理なく整えるサポート

初心者もも
初心者もも

確定申告が不安。 経費ってどれが落とせるの? 税務署から通知がきたらどうしよう…

夜の仕事には、夜の仕事ならではの税金の悩みがあります。

ゼイム(zeimu)は “キャバ嬢・ホスト・夜職向け” だから、説明も対応も全部わかりやすい。

キャバ嬢香月
キャバ嬢香月

LINE相談月額顧問節税サポート まで、状況に合わせて選べます。

無理なく、安心して、 お金を手元に残せる働き方 を一緒につくりましょう。

\まずは簡単LINEで相談!/

まとめ

ラウンジの接客において大切なのは、マニュアル通りの完璧な動きよりも、その場を和ませる「人間力」と、相手を思いやる「気遣い」です。キャバクラとは違う「社交の場」であることを理解し、ガツガツとした営業ではなく、知性と品格を持ってお客様に接することが、結果として指名や長く愛されることにつながります。

今回ご紹介したテーブルマナーや会話術は、一度にすべて習得するのは難しいかもしれません。まずは「笑顔で挨拶する」「グラスの水滴を拭く」といった基本的なことから意識して実践してみてください。日々の積み重ねが、あなたを洗練された一流のラウンジ嬢へと成長させてくれるはずです。

\お金の管理で安心して働ける毎日を/

ゼイム(zeimu)をチェック!

この記事を監修した税理士

記事監修者

株式会社グロウ・コンサルタント/古川一輝税理士事務所
代表税理士:古川一輝

夜職や店舗ビジネスの顧客からの相談を多く受け、確定申告・収入管理など“業種特有の悩み”に実務経験を踏まえて対応している。
飲食・美容・医療のバックオフィス業務も一括で支援し、長く選ばれる税務パートナーとして活動している。