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【お茶ひき】の意味とは?水商売の語源から回避するための営業テクニックまで徹底解説

初心者もも
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「お茶ひき」ってどういう意味なのかな?

キャバ嬢香月
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「お茶ひき」は、「指名のお客様が一人も来店せず、かつ新規のフリーのお客様の席にも着けられていない状態」を指します。

キャバクラやクラブ、ラウンジなどのナイトワーク業界に足を踏み入れると、聞き慣れない専門用語の多さに戸惑うことがあるかもしれません。その中でも、特に新人キャストが不安を感じやすい言葉の一つが「お茶ひき(おちゃひき)」です。店長や先輩キャストから「今日はお茶ひきだね」と言われたとき、その言葉が持つ本当の意味や、自分の評価にどう影響するのかを正しく理解しておくことは非常に重要です。

この記事では、水商売における「お茶ひき」正確な意味と江戸時代から続く意外な語源、そしてお茶ひき状態が続いた場合に発生するデメリットについて詳しく解説します。さらに、現役キャストが実践している「お茶ひきを回避するための具体的な営業ノウハウ」や、関連する業界用語についても紹介します。言葉の意味を深く理解し、適切な対策を講じることで、売れっ子キャストへの階段を登っていきましょう。

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キャバ嬢香月
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「お茶ひき」とは?水商売における言葉の意味と使い方

ナイトワーク業界で日常的に使われている「お茶ひき」という言葉ですが、初心者の方にとっては、単に「暇である」こと以外にどのようなニュアンスが含まれているのか分かりにくいものです。この言葉は、キャスト自身の人気やその日の売り上げ状況を直接的に表す指標でもあり、店舗側とキャストとの会話の中で頻繁に登場します。

ここでは、まず「お茶ひき」という言葉の基本的な定義と、実際の現場でどのように使われているのかを解説します。また、似たような状況を表す他の言葉との違いや、水商売以外の伝統的な世界での使われ方についても触れていきます。

キャバ嬢香月
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言葉の正確なニュアンスを掴むことは、店舗スタッフや他のキャストとの円滑なコミュニケーションの第一歩となります。しっかり押さえておきましょう。

キャバクラ・クラブ用語としての「お茶ひき」の意味

指名客が来店せずフリー客もつかない状態

キャバクラやクラブにおける「お茶ひき」とは、出勤しているにもかかわらず、指名のお客様が一人も来店せず、かつ新規のフリーのお客様の席にも着けられていない状態のことを指します。つまり、接客をする機会が全くなく、待機スペース(控え室)で時間を過ごしている状況です。

単に「お客様が来ない」という事実だけでなく、店舗によっては「稼働していない=売り上げが発生していない」というシビアな意味合いも含まれます。キャストにとっては、仕事に来ているのに仕事ができないという辛い時間であり、モチベーションの維持が難しくなる瞬間でもあります。基本的にはネガティブな状態で使われる言葉ですが、誰もが経験する通過儀礼のような側面もあります。

「ボウズ」との違いはあるのか

釣りや営業の世界などで成果がゼロであることを「ボウズ」と表現することがありますが、水商売においても「今日はお客様がゼロだった」という意味でボウズという言葉を使うことがあります。意味合いとしては「お茶ひき」とほぼ同義であり、地域や店舗の文化によって使い分けられています。

ただし、ニュアンスとして「ボウズ」「結果(売上や本数)がゼロ」であることに焦点を当てているのに対し、「お茶ひき」「暇で待機している状態そのもの」や「哀愁漂う様子」を含んで使われることが多い傾向にあります。どちらにせよ、キャストとしては避けたい事態であることに変わりはありませんが、店舗ごとの用語の定着度合いによって、どちらが一般的かは異なるため注意が必要です。

芸妓・遊郭の世界でも使われる伝統的な隠語

「お茶ひき」という言葉は、現代のキャバクラやガールズバーで生まれた若者言葉やスラングではありません。実は、数百年以上の歴史を持つ由緒ある業界用語であり、かつての遊郭や芸妓(げいぎ)の世界でも使われてきた伝統的な隠語です。

花街や料亭といった格式高い場所でも、お客様がつかない芸者や遊女のことを指して使われていました。現代のナイトワークも「おもてなし」を提供する接客業という意味では、かつての花街の文化を継承している部分があると言えるでしょう。

キャバ嬢香月
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水商売の言葉には日本の歴史的背景が色濃く残っているものが多く存在します。言葉の重みを知ると、職業に対する理解がより深まりますね。

「お茶をひく」の正しい使い方と例文

実際の店舗内での会話や、キャスト同士のLINEなどで「お茶ひき」はどのように使われるのでしょうか。正しい文脈で使えるように、いくつかのパターンを知っておきましょう。基本的には「お茶をひく(動詞)」または「お茶ひき(名詞)」として使用されます。

例えば、退勤時に他のキャストと話す際、「今日は一日中お茶ひいちゃって、疲れちゃった」と言えば、接客の機会がなく待機だけで終わったことを意味します。また、出勤前にお客様からの連絡がない場合に、「このままだと今日はお茶ひき確定かも」と不安を吐露する使い方も一般的です。黒服(スタッフ)からは、「このままだとお茶ひくから、誰かに連絡入れてみて」と営業を促される際に使われることもあります。

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なぜ「お茶」なのか?お茶ひきの語源と歴史的由来

なぜ、お客様が来なくて暇な状態「お茶をひく」と表現するのでしょうか。お茶を淹れるわけでもないのに、この言葉が使われるのには明確な理由があります。そのルーツを探ると、江戸時代の遊郭(ゆうかく)や吉原の文化にまで遡ることができます。

ここでは、江戸時代の風習「茶臼(ちゃうす)」の関係性から、この言葉が生まれた背景を紐解いていきます。意外な歴史を知ることで、業界への興味がさらに湧くかもしれません。

キャバ嬢香月
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言葉の語源を知ることは、単なる雑学として面白いだけでなく、この業界の歴史的な背景や、かつての女性たちがどのように働いていたのかを知るきっかけにもなります。

江戸時代の遊郭と茶臼(ちゃうす)の関係

暇を持て余した遊女の仕事が「粉茶挽き」だった説

江戸時代の遊郭では、お客様に出すお茶は、茶葉を石臼(茶臼)ですり潰して粉末状にしたものを使用していました。しかし、この「お茶を挽く」という作業は非常に手間と時間がかかるものでした。そのため、お客様がつかず暇を持て余している遊女や芸者に、このお茶挽きの仕事をさせていたと言われています。

つまり、「お茶を挽いている」=「お客様がついておらず暇である」という状況そのものを指すようになり、それが転じて、客がつかない状態を「お茶をひく」と言うようになったのが有力な説です。当時は電動の機械などありませんから、暇な時間を無駄にしないための有効な労働力活用術だったのかもしれません。現代では待機中にスマホを触ることもありますが、昔は物理的な作業を課せられていたのです。

「お茶を挽く」=「クビになる」ではない点に注意

語源の話をすると、「お茶を挽かされるほどの役立たず」という意味に捉えられ、そのまま「解雇(クビ)」を意味すると誤解されることがありますが、厳密には異なります。「お茶ひき」はあくまで「その日、その時間にお客様がいない状態」を指す言葉であり、即座に解雇を意味するものではありません。

もちろん、お茶ひきの状態が何ヶ月も毎日続けば、店舗側から在籍の見直しを迫られる可能性はゼロではありませんが、言葉そのものに「クビ」という意味は含まれていません。新人期間はどうしてもお茶をひきやすいものですし、ベテランであっても天候や時期によってはお茶をひく日もあります。言葉の響きに過剰に怯える必要はないということを理解しておきましょう。

ことわざ・慣用句としての一般認知度

「お茶をひく」という言葉は、広辞苑などの一般的な国語辞典にも掲載されている由緒ある日本語です。辞書的な意味としても「客がつかず、商売あがったりで暇なこと」と解説されています。元々は水商売や芸事の世界の隠語でしたが、現在ではその枠を超えて、広い意味での「商売において客が来ない状態」を指す慣用句として認識されています。

ただし、一般企業のオフィスワークや日常生活で使われることは稀で、主に飲食店や接客業、芸能関係などの特定の業界内で通じる言葉と考えたほうが無難です。一般の友人に「昨日お茶ひいちゃって」と話しても通じない場合が多いため、使う相手やシチュエーションは選ぶ必要があります。

お茶ひきが続くとどうなる?キャストに降りかかる3つのデメリット

「今日は暇だから楽でいいや」と楽観的に考えていると、後々痛い目を見るのが水商売の厳しいところです。お茶ひきは、単に仕事がなくて退屈なだけでなく、キャストの待遇、給与、そして精神面に深刻な悪影響を及ぼします。

店舗は利益を追求する場所であり、売り上げを作れないキャストに対する評価はシビアにならざるを得ません。ここでは、お茶ひきが常態化してしまった場合に直面する具体的なリスクやデメリットについて、店舗システムの実情(スライド制や保証期間など)を交えながら解説します。これらのリスクを正しく認識することが、脱却へのモチベーションになるはずです。

1. 給与・バックシステムへの直接的な打撃

時給スライド制による減給リスク

多くのキャバクラやクラブでは、キャストの時給は固定ではなく「給率(給与に対する売上の割合)」や「売上ポイント」によって変動する「スライド制」を採用しています。お茶ひきの日が続くと、当然ながら売上も指名本数もゼロのままです。これにより、査定期間の成績が下がり、翌月や次回のシフトからの時給が大幅にダウンするリスクがあります。

時給が下がれば、同じ時間働いても稼げる金額が減ってしまい、モチベーションの低下に直結します。働いているのにお金にならない、という状況を避けるためにも、お茶ひきの回避は死活問題となります。

キャバ嬢香月
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入店時は時給5,000円だったとしても、成績不振により最低保証時給まで下げられてしまうケースも珍しくありません。

保証時給のカットや打ち切りの可能性

入店直後の新人期間には、ある程度の時給が約束される「保証時給(時給保証)」が設定されていることが一般的です。しかし、この保証には「入店から1〜2ヶ月間」といった期限や、「週〇日以上出勤」などの条件がついていることがほとんどです。

保証期間中にお茶ひきばかりで結果を出せないと、店側は「このキャストに高時給を払う価値がない」と判断し、保証期間終了と同時に時給を下げたり、最悪の場合は「保証カット(保証の打ち切り)」を通告してくることもあります。店舗の規定や地域により対応は異なりますが、保証があるうちに指名客をつかまなければならないというプレッシャーは常に存在します。

2. 店舗内での序列・扱いの悪化

付け回し(黒服)からの優先順位低下

店舗の運営をコントロールする「付け回し(黒服)」は、どのキャストをどのお客様につけるかを瞬時に判断しています。お茶ひきが続いているキャストは、「接客力が低い」「お客様を楽しませられない」と判断され、フリーのお客様(指名なし客)の席につける優先順位を下げられてしまう傾向があります。

優先順位が下がると、いわゆる「良客」と呼ばれる太客(お金を使うお客様)の席ではなく、飲ませるだけのお客様や、クレームになりやすい難しい席にばかりつけられる悪循環に陥ることもあります。良い席につくチャンスを減らされないためにも、ある程度の実績やアピールが必要です。

早上がり(早退)を強要されるケース

お店全体が暇な日(ノーゲスに近い状態など)には、人件費を削減するために、売上のないキャストから順に「早上がり」を指示されることがあります。早上がりになると、本来働く予定だった時間の給料が発生しないため、その日の収入が激減します。

「今日は20時からラストまで働く予定だったのに、22時で上がらされた」となれば、交通費やヘアメイク代を差し引くと手元に残るお金がほとんどない、という事態にもなりかねません。

キャバ嬢香月
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お茶ひきキャラが定着してしまうと、調整弁として真っ先に早上がりの対象にされてしまうのが現実です。

3. メンタル面への負担と負のスパイラル

待機中のプレッシャーと焦燥感

実は、お茶ひきの最大のデメリット精神的なダメージかもしれません。待機スペースで一人ポツンと座っている間、他のキャストが忙しそうに席を行き来し、シャンパンコールの声が聞こえてくる状況は、想像以上にプライドが傷つき、焦燥感を煽られます。

「自分は必要とされていないのではないか」「向いていないのではないか」というネガティブな思考に陥ると、いざ席についた際にも笑顔が引きつり、自信のなさがお客様に伝わってしまいます。この負のスパイラルにはまると、さらにお客様がつかなくなるという悪循環を招きます。メンタルを保つためにも、暇な時間をどう有意義に使うか、あるいは早めに脱却するかが重要になります。

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今日からできる!お茶ひきを回避・脱却するための営業戦略

「お茶ひき」は、運が悪かっただけで片付けてはいけません。もちろん、お店全体の集客状況にも左右されますが、売れっ子キャストたちは暇な日を作らないために、水面下で泥臭い努力を重ねています。待機時間をただ落ち込んで過ごすか、次につなげるための準備時間に変えるかで、未来の売上は大きく変わります。

ここでは、今日からすぐに実践できる、お茶ひきを回避するための具体的なアクションプランをいくつか紹介します。特別な才能がなくても、日々の小さな積み重ねで状況を打破することは十分に可能です。

【連絡術】休眠客へのアプローチ方法を見直す

「営業感」を消したLINE・メールのテンプレート

お客様を呼びたいあまり、「今日暇なんです、来てください」「お店で待ってます」といったストレートな営業LINEばかり送っていませんか? お客様は「金ヅルとして見られている」と感じると、一気に心が離れてしまいます。お茶ひきを回避するためには、営業感を消した「日常会話」のような連絡が効果的です。

例えば、「最近寒くなってきたけど、体調崩してないですか?」「今日、〇〇さんが好きそうなお店見つけたよ!」といった、相手を気遣う内容や、相手の興味に関連する話題を振りましょう。返信が来てラリーが続いてから、「そういえば今日はお店にいるから、もし近くに来たら顔見せてね」と軽く添える程度が、お客様にとっても負担にならず来店につながりやすくなります。

返信率を高めるタイミングと画像活用のコツ

連絡をするタイミングも重要です。一般的な会社員の方であれば、出勤前の朝、ランチタイム、退勤後の夕方などがスマホを見るタイミングです。相手の生活リズムを想像し、返信しやすい時間帯を狙ってメッセージを送りましょう。

また、文字だけのメッセージよりも、画像付きのほうが視覚的に訴えかけ、返信率が高まります。自撮り写真(盛りすぎない自然なもの)や、美味しそうなご飯の写真、ペットの写真など会話のきっかけになる画像を添付しましょう。「元気?」という言葉と共に、笑顔の写真を送るだけでも、お客様に「会いたい」と思わせる効果があります。

【店内営業】フリー客を確実に指名につなげる接客

第一印象で「楽しそう」と思わせるリアクション

フリーのお客様の席に着いた際、最初の数秒が勝負です。お茶ひきの焦りから暗い顔をしていたり、必死さが伝わってしまっては逆効果です。まずは「はじめまして!」と明るく元気な挨拶をし、席に着けること自体を喜んでいるようなリアクションを心がけましょう。

お客様は「楽しみに来ている」ので、隣に座る女性が楽しそうにしていると、自然と場が盛り上がります。リアクションを少し大きめにとる、相手の目を見て笑顔で話を聞くなど、基本的なことですが、第一印象で「この子と飲むと楽しい」と思わせることが、場内指名への最短ルートです。

連絡先交換の成功率を上げるクロージングトーク

席の時間が終わる間際に慌てて連絡先を聞くのではなく、会話が盛り上がったタイミングで自然に交換するのが鉄則です。例えば、共通の話題や趣味の話が出たときに、「それもっと詳しく教えてください!LINEしてもいいですか?」と切り出すとスムーズです。

また、交換したその場で「可愛いスタンプ送っておきますね!」と一通送っておくことで、退店後の連絡がスムーズになります。連絡先交換はゴールではなく、次回の来店につなげるためのスタートラインです。交換できたことに満足せず、その後のフォローこそ丁寧に行いましょう。

【同伴活用】早い時間帯の入店を確約させる技術

お茶ひきを確実に回避する最強の方法は、開店と同時にお客様と一緒に入店する「同伴」です。同伴が決まっていれば、少なくとも早い時間は席が埋まり、売上も確保できます。また、同伴出勤は店側からの評価も高く、その後のフリー客への付け回しでも優遇されやすくなります。

同伴を誘う際は、「お店に来て」ではなく「美味しいご飯行きませんか?そのあと少しだけお店付き合ってくれたら嬉しいな」と、食事をメインに誘うのがハードルを下げるのがコツです。早い時間の来店約束を取り付けることで、その日の精神的な安定も手に入ります。

【自己分析】自分がお茶をひく原因を客観的に分析する

プロフィール写真と実物のギャップ修正

お店のホームページや指名パネルの写真と、実物に大きな差がありませんか? 写真加工アプリで盛りすぎた写真は、確かにお客様の目を引きますが、実際に席に着いたときに「写真と違う(パネルマジック)」とがっかりされ、チェンジや指名回避の原因になります。

「実物のほうが良い」「写真通りの雰囲気」と言われるレベルに写真を見直すか、逆に実物を写真に近づける努力(メイクや髪型の研究)が必要です。過度な期待を持たせず、会ってからの加点方式を狙うほうが、長期的な指名にはつながりやすくなります。

出勤日と客層のミスマッチ解消

自分のキャラクターと、出勤している曜日の客層が合っていない可能性もあります。例えば、サラリーマンが多い平日の早い時間帯と、同業者が多い週末の深夜帯では、求められるノリや会話の内容が異なります。

もし特定の曜日だけお茶をひきやすいのであれば、店長や黒服に相談してシフトを調整してみるのも一つの手です。「自分はどの時間帯、どの層のお客様にウケがいいのか」を分析し、勝てるフィールドで戦うことも戦略の一つです。

知っておきたい「お茶ひき」に関連する業界用語・対義語

水商売の世界には、お茶ひき以外にも独特の隠語専門用語が数多く存在します。これらの言葉を知っておくことで、店内の状況を素早く把握できたり、スタッフや先輩キャストとのコミュニケーションがより円滑になります。ここでは、お茶ひきと対になる言葉や、似たようなシチュエーションで使われる言葉を紹介します。

お茶ひきの対義語・反対の状態

満卓(まんたく)・パンク

「満卓(まんたく)」とは、お店のすべての客席にお客様が入っている状態のことです。お茶ひきの対極にある、お店として最も理想的な状態です。また、お客様の数が多すぎてキャストやスタッフの数が足りず、サービスが追いつかない状態を「パンクする」と表現することもあります。満卓の日はフリーのお客様も多く、チャンスが溢れています。

ガンガン・バタバタ

お店が非常に忙しく、活気がある状態「ガンガン」「バタバタ」と表現します。「今日はお店ガンガンだね」と言えば、忙しくて休む暇もない様子を指します。関西方面や一部の地域では、忙しいことを「わっしょい」と言う場合もあります。こうした日はヘルプ(指名客のいない席の手伝い)で呼ばれることも多く、様々な席で顔を売る好機となります。

似たようなニュアンスで使われる言葉

暇(ひま)電

「暇電(ひまでん)」とは、お茶ひき中やお店が暇なときに、お客様に営業電話をかけることを指します。また、お客様側から「今暇だから電話した」とかかってくることも含みます。待機中に黒服から「暇電して!」と指示が飛ぶこともあります。最近ではLINE通話が主流ですが、直接声を聞くことで来店意欲を高める効果的なテクニックです。

ノーゲス(No Guest)

「ノーゲス」は「No Guest」の略で、お店にお客様が一人もいない状態を指します。「お茶ひき」は個人のキャストにお客様がいない状態ですが、「ノーゲス」は店舗全体にお客様がいないという、より深刻な状況です。ノーゲスの時間が続くと、早上がりや店舗自体の早閉めが行われることもあります。

お茶ひきに関するFAQ(よくある質問)

最後に、お茶ひきに関して新人キャストや業界未経験の方が抱きがちな疑問について、Q&A形式で回答します。不安を解消し、前向きに仕事に取り組むための参考にしてください。

Q. 新人のうちからお茶ひきばかりでクビになりますか?

A. 入店してすぐにクビになることは稀です。お店側も、新人がすぐにお客様を呼べないことは理解しています。しかし、数ヶ月経っても改善が見られず、かつ出勤態度が悪い(遅刻が多い、営業努力をしない)場合は、シフトを減らされたり、在籍契約を打ち切られる可能性はあります。まずは「やる気」を見せることが大切です。

Q. 男性スタッフ(黒服)にも「お茶ひき」という言葉は使いますか?

A. 基本的には「接客をするキャスト(女性)」に対して使われる言葉ですが、広義の意味で「店が暇である」という意味でスタッフ間でも使われることがあります。ただし、黒服個人に対して「お茶ひき」と言うことはありません。

Q. 暇な日(お茶ひきの日)にやってはいけないNG行動は?

A. 待機中に「寝る」「あからさまに不機嫌な態度をとる」「他のキャストの悪口を言う」「スマホでゲームばかりして営業連絡をしない」といった行動はNGです。黒服は待機中の態度もしっかり見ています。暇な時こそ、メイク直しか営業連絡に時間を使いましょう。

Q. お茶引きそうな日に使える「魔法の営業LINE」はありますか?

A. 万能な魔法はありませんが、「今日お店暇で寂しいから、〇〇さんの顔が見たいな」素直に甘える、あるいは「今、〇〇さんが好きそうなお酒が入ったよ!」情報の提供を行うのが効果的です。ポイントは「あなたが必要」という特別感を出すことです。

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まとめ:お茶ひきの意味を理解し、暇な時間をチャンスに変えよう

「お茶ひき」とは、単に暇な状態を表すだけでなく、江戸時代の遊郭から続く歴史ある言葉であり、キャストにとっては給与や待遇に関わる重要な指標であることを解説しました。お茶をひくことは、新人だけでなくベテランキャストにも起こりうることです。大切なのは、その状況に一喜一憂して落ち込むことではなく、「なぜ暇なのか」「次はどうすればいいか」を考え、行動に移すことです。

待機時間をただの休憩時間にするか、次のお客様を呼ぶための「種まき」の時間にするかで、数ヶ月後の結果は大きく変わります。今回紹介した営業テクニックやマインドセットを参考に、お茶ひきを恐れず、ピンチをチャンスに変える賢いキャストを目指してください。

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この記事を監修した税理士

記事監修者

株式会社グロウ・コンサルタント/古川一輝税理士事務所
代表税理士:古川一輝

夜職や店舗ビジネスの顧客からの相談を多く受け、確定申告・収入管理など“業種特有の悩み”に実務経験を踏まえて対応している。
飲食・美容・医療のバックオフィス業務も一括で支援し、長く選ばれる税務パートナーとして活動している。